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設立の趣意

せつりつのしゅい

設 立 趣 旨 書                     
1 趣 旨
2016年3月第1回鹿児島マラソンが開催されて以来、鹿児島県内のマラソンランナー人口は増加の一途を辿っております。県内の公園・道路・トレイルでは、トレーニングするランナーも頻繁に見かけ、鹿児島県内のランニング熱は確実に高まっていると言えます。加えて県内で開催されるマラソン大会においては県外からの参加者も多く見られ、県内で開催されるマラソン大会・イベントが鹿児島県の観光・経済の発展に寄与していることは間違いありません。

これらの流れを受けて私共は、2016年より年1回「鹿児島ランニング大学」を開催し、ランニング学者 山西哲郎氏(群馬大学名誉教授)を招へいし、マラソンランナーに対する講習会・実践・故障に対するアドバイスを行ってまいりました。特に山西氏の勧めるマラニック(マラソンとピクニックを合わせた  練習法で遠足のような気分で走ること)は、競技志向とは異なり、初心者ランナーに対してマラソンを身近にし、マラソンの裾野拡大の一助となるものです。

マラソンブームの過熱とともに、トレーニング不足のランナーのフルマラソンへの挑戦も増えています。第2回の鹿児島マラソンにおいてはスタート時点からの降雨・低温により、特設の救護所には百十数名のランナーが殺到し救護スタッフのドクターも対応が間に合わない程でした。また、初心者ランナーのほとんどが大会出場を1回で終わり、その後マラソンに関わることないと聞いております。

決してチャレンジすることを妨げることではありませんが、私共数十年マラソン・ランニングに関わり現在でもマラソンに携わっている者としては、やはり少々トレーニングをした後の大会参加の喜びを味わっていただき、大会開催中に起こる事故の減少、初心者ランナーの皆様がランニングに継続的に関わること、それらがランナーの健康増進につながり、大きな財産になりうること。またそれらのランニングイベントをランナー自ら主体的に企画・運営することで、鹿児島県内の地域活性化の原動力となり、県外にPRすることで県外在住のランナーも呼び込み、やがては重要な観光資源に成長していくことを欲してなりません。

このたび長年鹿児島のマラソン界に携わってきたスタッフを中心に、県民の健康増進、観光・産業振興、経済活動の活性化を目的とし、2年前より実施してきた「鹿児島ランニング大学」の考え方をベースに、地域のランナーが主体的にマラソン・ランニングを通じたイベント・講習会を開催することで、前述の目的を達成すべく、特定非営利活動法人ランナーズ・サポートかごしま(略称:NPOランサポかごしま)を設立するものです。
 なお設立にあたっては、
○ 地域の活性化、観光の発展などの鹿児島県の社会的使命を担う。
○ 参加者の事故防止、観光資源を生かしたサービスの提供などを目的とした非営利事業の運営。
○ 地域の企業、団体と連携して活動すること。
○ 会員となるランナー自身が主体的に企画運営を行うこと。
 を目的とするため、特定非営利活動法人とする。

2 申請に至るまでの経過
2016年 5月 第1回鹿児島ランニング大学開催。(日置市)
2017年 5月 第2回鹿児島ランニング大学開催。(鹿児島市及び日置市
2017年 7月 第1回企画会議開催(4名出席)
2017年10月 第2回企画会議開催(9名出席)
2018年 1月 NPO法人設立準備委員会開催
2018年 2月 設立総会開催

名称非営利活動法人ランナーズ・サポートかごしま
代表理事山方 博文
創立平成30年6月11日